ホシフルーツ 初夏のキッチン風景
みなさんこんにちは!
今回のブログはホシフルーツ店舗からお届けします。
さて、ブルーベリーの旬は皆さんご存知でしょうか?
日本では6~8月頃が旬とされており、
国内では大きく分けて2つの品種が栽培されています。
その2つとは、ハイブッシュ系とラビットアイ系の2種類。
ハイブッシュ系のブルーベリーは6~7月頃が旬で、
皮が薄く粒が大きく、
甘味と酸味のバランスが良いのが特徴です。
一方、ラビットアイ系のブルーベリーは7~8月頃が旬。
果実が赤くとても甘く、
家庭菜園などでも比較的育てやすいのが特徴です。
ホシフルーツでは今、
旬のブルーベリーをたっぷり使ったケーキを販売しています。
ダックワーズとタルト生地、
ブルーベリーのコンフィチュールを合わせた土台に、
ブルーベリームースを重ねた新しいムースケーキです。
濃厚なムースがソースのように絡まり、
色んな食感を感じてもらいながら、
ブルーベリーの甘酸っぱさや
爽やかな香りを楽しんで頂けるように仕上げました。
今回はこのブルーベリームースの
製菓風景を少しご紹介しようと思います!
こちらの写真は上の飾りとなる
生クリームを絞っている写真です。
ホシフルーツで使用している生クリームは、
フルーツの美味しさを際立たせるよう、
乳脂肪分や甘さなどを独自に調整しています。
同じ幅・長さになるように、
そして生クリームの滑らかな食感を残す為、
しっかりと冷たい状態で、繊細に、かつ素早く絞っています。
次は完成したムースをカットしている写真です。
定規を当て、切り込みを入れカットしていきます。
どのケーキにも言えるのですが、
カットする際は左や右に傾いてしまいやすく、
見た目の良し悪しに大きく関わってきます。
パティシエの基本的なスキルではありますが、
自分の癖をしっかりと理解しながら作業に当たっています。
次はフィルムを巻く作業。
切り分けたムースを大きなまな板に等間隔に並べ、
フィルムを巻いていきます。
手の早いスタッフだと、
この写真の量を5分くらいで完成させます。
最後は飾り付け、最も集中する場面です。
使用しているブルーベリーは国産のハイブッシュ系。
ブルーベリーは、状態をしっかり確認し、試食を行います。
個体差がなるべく出ないよう、
同じ位置・見た目になるように飾っていきます。
飾り付けをする人によって見た目などが変わらないように、
スタッフ間でしっかりと
コミュニケーションをとる事を重要視しています。
こういった工程を経て、
お客様の待つ店頭へと運ばれていきます。
ホシフルーツでは、高品質なフルーツを
販売していることはもちろんですが、
パティシエも必ず、熟し具合の確認や味見を行い
「美味しいフルーツ」にこだわっています。
また、生地やソースなど、ほとんどが「自家製」。
フルーツに負けないくらい
スイーツにもこだわりを持ってパティシエが頑張っています。
ホシフルーツのスイーツをご覧頂く機会がありましたら、
是非こういった背景がある事を思い出して頂けると嬉しいです。
パフェの作成風景など、
これからもまたお伝えしていきますので、お楽しみに!